車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ カローラ
基本情報
トヨタのカローラといえば、その名前を知らない人がいないくらいの超有名車です。 なぜ、これほど有名なのか。それにはちゃんとした理由があります。車の知名度には、長さと幅と広さが影響します。長さは歴史の長さ、幅は派生車種の多さ、広さは展開している地域の大きさです。トヨタのカローラは、この3つ全てで、非常に優れているのです。
そもそも、初代のトヨタカローラが発売されたのは、今をさかのぼること、40年以上も前の1966年11月のことです。発売当初は2ドアのセダンしかなく、この2ドアセダンが、その後に続くカローラの基本イメージとなりました。
そのイメージを具体的に言いますと、機能性に特化しすぎず、しかも高級感を合わせ持った、「デラックス」で「スポーティ」な小型大衆車です。このコンセプトが非常な好評を博し、当時のライバルモデルであったサニーを凌駕するほどの大ヒットとなりました。 次に幅に関してですが、トヨタカローラは、派生車種の多さでも知られています。40年以上の歴史の中で、カローラの名を冠された車は、バンやクーペ、リフトアップなど多岐に渡ります。
また、カローラに関しては、海外展開を早くから行なっことでも有名です。1966年の初代発売当時から海外展開が意識され、その後も順調に推移。そのため、海外での知名度も絶大です。
なお、現在はカローラという車名のモデルは販売されておらず、セダンのカローラアクシオ、ワゴン車のカローラフィールダー、2ボックスカーのカローラルミオンの3車種が販売されています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
100万円 | 80万円 | 40万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
カローラといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことをふまえた上で、カローラの査定価格について見ていきたいと思うのですが、なにぶん、歴史の長い車ですので、全体的な考察というのは難しい面があります。
そこで、ここでは、現行モデルであるカローラアクシオについて、見ていきたいと思います(カローラフィールダー、カローラルミオンにつきましては、カテゴリー自体、異なりますので、割愛させていただきます)。
さて、そのカローラアクシオですが、年式、走行距離ともに、素直に査定額に反映される傾向にあります。
もちろん、例外的なケースもありますが、全体としては、やはり、走行距離の短い方、年式の新しい方が、順当に高査定につながりやすいので、あまり裏技的なことは考えず、普通の感覚で査定額を比較されるのがよいかと思います。