車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
ホンダ ステップワゴン
基本情報
ホンダのステップワゴンは、1996年5月に販売が開始されたミニバンです。 その後、2001年4月に2代目、2005年5月に3代目、2009年10月に4代目と、都合3回のフルモデルチェンジがなされ、現在は4代目が販売中。また、このステップワゴンは、ホンダのミニバンとしては初めて、国内での累計販売台数が100万台を突破しており、その人気のほどがうかがえます(なお、派生モデルとしては、ステップワゴン スパーダがあります)。
ホンダのステップワゴンは、各代によって細かな変更点はあるのですが、基本的に共通しているのは、ファミリー向けということと、室内空間の広さです。 これは現行の4代目でも変わっておらず、室内空間はクラスナンバー1の大空間(室内長3095mm/室内高1395mm)。また、女性でも簡単に収納することができるクラス初の3列目床下格納シートや、大容量のラゲッジアンダースペースなど、スペースをさらに広く使う工夫にも事欠きません。
また、ファミリー向けという点では、ホンダ伝統の低床・低重心も見逃せません。これにより、老若男女を問わず、スムーズな乗り降りが可能となっており、家族そろってのドライブをストレスなく楽しむことができるようになっています。
さらにエコに関しては、低燃費運転をサポートするECONモードや、現在のエコドライブ度をインジケーターで表示するコーチング機能なども装備されており、燃費の向上が期待できます。
また、足の不自由な方のための福祉車両として、助手席リフトアップシート車と、サイドリフトアップシート車の2種類の福祉車両が用意されており、ホンダの福祉への思いを感じ取ることのできる一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
210万円 | 110万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを申し上げておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
ホンダのステップワゴンといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ホンダのステップワゴンの査定価格について見ていきますと、年式の影響が必ずしも絶対とはいえない、ということが挙げられます。
もちろん、年式が古くなるにしたがって、買取価格が落ちていくのは、基本的には、ステップワゴンでも同じです。
しかし、ステップワゴンの場合、車の状態等によっては、たとえ5~6年前の車でも、それなりの値が付くこともあり、年式が古い=買取価格が安い、とは、必ずしも言い切れない面があります。
また、グレードや駆動方式も、査定価格に素直に影響してくる面があります。
ホンダのステップワゴンについては、日頃から車の状態等に注意しておき、実際の売却に際しては、ご自分の車のグレードや駆動方式を考慮しつつ、査定額を比較・検討されるのがよいかと思います。