車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ ヴァンガード
基本情報
トヨタのヴァンガードは、2007年8月に販売が開始された、トヨタの高級SUVです。2007年の発売以降、マイナーチェンジはありましたが、フルモデルチェンジはなく、現在も初代が販売されています。
同じくトヨタのクルーガーの後継に当たり、カローラ店とトヨペット店の両方で販売されています。
各グレードごとに5人乗りと7人乗りがあり、3.5Lエンジン車以外は全て2WDと4WDがあります(3.5Lは4WDのみで、計16のバリエーションとなっています)。 トヨタのヴァンガードは、坂道発進時の車両のずり落ちを防止するヒルスタートアシストコントロールや、坂を下る際の車速をコントロールし、安定性を確保するダウンヒルアシストコントロール制御(DAC制御)を装備するため、坂道での安全性に優れています。
また、EBD付ABSとブレーキアシストも装備されており、制動面の安全も確保。
他にも、レインクリアリング機能の付いたサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーや、駐停車時に車両左側を確認できる補助確認装置、ロービーム・オートレベリング機能付のプロジェクター式ディスチャージヘッドランプなど、細かな配慮もうれしいところです。
さらに、衝突安全面では、SRSエアバッグ/SRSサイドエアバッグ/SRSカーテンシールドエアバッグやアクティブヘッドレストに加え、車体自体が衝撃を緩和する構造となっており、高い安全性が期待できます。
充実した内容を誇るトヨタのヴァンガードは、トヨタのSUVを代表する存在と言っても過言ではないでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
---|---|---|
最高 | 平均 | 最安 |
200万円 | 170万円 | 130万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを申し上げておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
ヴァンガードといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ヴァンガードの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
もちろん、まだ発売からあまり年数が経っていない車ですので、古いと言ってもたかが知れてはいるのですが、年式が古くなるにしたがって、順当に買取価格の方も下がっていく傾向にあります。発売初年(2007年)の車ですと、そろそろきつくなってくるかもしれません(とはいいましても、元々が高級SUVですので、信じられないくらい値崩れするという可能性は低いです)(もちろん、車の状態次第ではあります)。
また、4WDと2WDでは、若干、4WDの方が高査定になりがちですが、それほど差が付くわけではありません。
トヨタのヴァンガードの場合には、駆動方式の違いはあまり意識せず、素直に車の状態と年式とを基準にして、査定価格を比較・検討されるのがよいのではないでしょうか。