車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ ヴィッツ
基本情報
ヨタのヴィッツは、1999年1月に販売が開始された、2ボックスのコンパクトカーです。そのターゲットは日本国内に留まらず、世界をも視野に入れたワールドカー。その後、2度のモデルチェンジを経て、2010年12月からは、現在の3代目が販売中です。
なお、初代は3ドアと5ドアの2種類がありますが、2005年2月から発売された2代目、そして現在の3代目では3ドアはなくなり、5ドアのみとなっています(初代も限定モデルでは5ドアのみのモデルがあります)。
開発コンセプト自体にも変化があり、2代目は、成功した初代のコンセプトを継承しつつ、さらにグレードアップさせたものだったのですが、3代目は継承というよりは創造。現代のコンパクトカーのあるべき姿を検討した上で開発されているため、機能性はもちろんのこと、車体のデザイン自体にも、大きな変化が加わっています。 各代のヴィッツに共通する特長としては、やはり居住空間の広さ。初代よりは2代目、2代目よりは3代目と、世代ごとに拡張されており、コンパクトカーでありながら、ゆったりとくつろげる車内は、ヴィッツの大きな特徴のひとつとなっています。
また、環境性能にも優れており、最新の3代目では、クラストップの低燃費を実現。さらに1.3L車の一部モデルには、アイドリングストップ装置(Toyota Stop & Start System)を採用した<SMART STOP パッケージ>を装着し、普通に運転するだけで、自然とアイドリングストップが実現する仕様になっています。 また、3代目では足回りのよさも魅力。最小回転半径4.5メートルは、伊達ではありません。 トヨタのヴィッツは、居住性のみならず、環境性能にも優れた、コンパクトカーの雄と呼ぶことができるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
120万円 | 50万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを申し上げておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものなのです。
トヨタのヴィッツも、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ヴィッツの査定価格について見ていきますと、年式、走行距離の両方が、素直に影響しやすい面があります。
つまり、年式が古いよりは新しい方がよい査定が付きやすく、また、走行距離が長いよりは短い方がよい査定が付きやすい傾向にあります。ある意味、非常に素直な値の付き方をする、ともいうことができます。
グレードは、やはり、多少の影響はあります。たとえば、ほとんど同じ条件の場合には、FよりはRSの方が、高査定となりがちです。ただし、新車購入時ほどの価格差は期待できないので、その点は考慮された上で、査定額の許諾を決めていただければと思います。