手続き・書類について

必要書類とは

ここでは、車を売却する際に必要な書類について、<普通自動車の場合><軽自動車の場合><姓が変わった場合><住所変更した場合>の4つの場合について、ご紹介していきたいと思います。

ちなみに、売却以前に、査定を受ける際にも書類が必要です。

査定を受ける際に必要な書類は、
車検証(自動車検査証)
自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証)
の2つです。2つとも揃っていないと、査定を受けることができません。

なくしてしまった場合には再発行が必要となり、いろいろ面倒です。
ダッシュボードに放置してある場合が多いですので、見当たらないという方は、ダッシュボードを一度チェックしてみることをおすすめします。

【普通自動車の場合】
普通自動車を売却する場合には、以下の5つの書類が必要です。

・車検証(自動車検査証)
査定の際に揃えているはず。紛失した場合には、現在付いているナンバーを管轄する陸運支局で再発行を(車屋さんや代行業者に依頼することも出来ます)。

・自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証)
査定の際に揃えているはず。再発行は、加入した保険会社で。

・自動車税納税証明書
自動車税を支払う時にもらった控えのこと。再発行の申請は、自動車税管理事務所(陸運局のそばにあります)、または各都道府県の税事務所へ。

・印鑑証明(印鑑登録証明書)
再交付は、基本的には、新規に登録するのと一緒。印鑑登録証亡失届、(登録用の)実印、身分証明書を持って、役場の窓口へ。

・運転免許証
まあ、持ってます……よね?

その他に、以下のものも必要です。

・実印
・売却代金振込用の口座番号(振込の場合のみ)
・リサイクル券(預託済の場合のみ)

【軽自動車の場合】
軽自動車の売却の際には、以下の4つの書類が必要です。

・車検証(自動車検査証)
・自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証)
・軽自動車税納税証明書
・運転免許証

その他に、以下のものも必要です。

・印鑑(認印でもOK)
・売却代金振込用の口座番号(振込の場合のみ)
・リサイクル券(預託済の場合のみ)

つまり、普通自動車の場合とくらべると、

・印鑑証明が要らない
・印鑑は認印でもよい
・自動車税納税証明書ではなく、軽自動車税納税証明書

の3点がちがう、ということです。

【姓が変わった場合】
姓が変わった場合には、上記の書類に加えて、<戸籍謄本>が必要となります。
戸籍は、本籍地の市区町村で管理されていますので、<本籍地の役場に自分で行く>か、<本籍地の役場に、郵送で発行申請を行なう>か、のどちらかになります。

郵送の場合には、戸籍謄抄本請求書(自作可)、手数料分の定額小為替、切手を貼った返信用封筒を同封します。

早くて4日~一週間程度で送られてくることが多いようです。書類の不備や、先方多忙の場合に備えて、早目に対処するようにしておきましょう。

【住所変更した場合】
車検証の住所と、現住所または印鑑証明の住所が異なる場合には、<住民票>が必要です。

また、(市区町村をまたいで)何度も住所変更を行なっている場合には、<戸籍の附票>か、<住民票の除票>も必要です。

これは、元の住所に確かにいた、ということを証明するためです(住民票では、ひとつ前の市区町村までしか分かりません。市区町村を何度も引っ越している場合には、さらにさかのぼる必要があるため、<戸籍の附票>か、<住民票の除票>も必要となるのです)。

<戸籍の附票>の方が便利なのですが、途中で本籍地を変更している場合には、役に立たない場合があります。

どちらにせよ、こういうケースでは、早目に手を打たれることをおすすめします。