車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ マークX
基本情報
トヨタのマークX(エックス)は、2004年11月に販売が開始されたトヨタの4ドアセダンです。その後、2009年10月に2代目が登場し、現在も販売が続けられています。アッパーミドルクラスのセダンとして、今なお、トヨペット店の主力となっている一台です。
そもそも初代のマークXは、伝統あるトヨタのマークⅡ(1968年~2004年)の後継として開発されました。それまでのマークⅡからの飛躍を期して、車名だけでなく、外観デザインや車両性能等を一新し、走りを重視したスポーツセダンへと変貌を遂げました。
なお、マークXの派生モデルとしては、2007年9月販売開始のワゴン車、マークXジオがあります。しかし、このマークXジオは、マークⅡブリットの後継として投入されたものではあるものの、駆動方式、内装・外装等すべてが異なっており、名称以外での実質的なつながりはありません。
現行の2代目マークXでは、<SAMURAI X>をキーワードに、FRセダンとしてのゆるぎない信念と、つらぬく走りを強調。よりスポーティな走りを可能とする運動性能と、よりグレードアップされた高級車ならではの上質さを追求し、マークXならではの特徴をさらに生かした一台となっています。
また、走りとは直接、関係はありませんが、この2代目では後部トランクの容量と開口部のサイズも拡大され、ゴルフバッグやスーツケースの収納がさらに容易になるなど、うれしい配慮もなされています。
タイプはスタンダード/スポーツ/プレミアムの3タイプで、計10のバリエーションがラインナップされており、ユーザーの幅広い嗜好に応えられる一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
200万円 | 110万円 | 50万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものなのです。
マークXといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、マークXの査定価格について見ていきますと、年式の違いによる影響が、素直に出やすい車といえるかと思います。
年式が古くなるにしたがって買取価格は下がっていくわけですが、特に、4~5年以上古くなってしまうと、あまり高査定は期待できないかもしれません。
グレードの違いによる影響ももちろんあるのですが、ある程度以上、年式が古くなってしまうと、差といえるほどの差は付きにくくなっていく傾向があります。5~6年以上経ってしまうと、グレードの違いによる査定額の上乗せは、あまり期待できないかもしれません。
以上のことを踏まえて考えますと、マークXの場合には、4~5年程度をひとつの目安として、売却時期を検討されるのがよいのではないでしょうか。