車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
日産 ティーダ
基本情報
日産のティーダは、2004年9月に販売が開始されたコンパクトカーです。 初代発売開始以降、マイナーチェンジを繰り返していますが、いまだ、日本でのフルモデルチェンジは無し。しかし、2011年5月の上海モーターショーで2代目がお披露目され、まずは中国で販売が開始、その後、日本でも2012年にも発売される模様です。しかし、現在は日本では未発売のため、この基本情報では初代をベースに記させていただきます。
さて、そのティーダですが、コンセプトはなんといっても一目瞭然、<上質さ>、これに尽きます。 それが一際、表れているのが、インテリアです。「パーシブド・クオリティー(感性品質)」と名付けられた上質さは、単に見掛けの美しさを誇るのではなく、素材の吟味と丹念な作り込みによって実現された、使ってなお一層そのよさが分かる上質さを目指しています。そのため、座り心地もよく、また、シートのステッチ(縫い目)ひとつに至るまで、隙がありません。また、ただ単に部分部分が優れていればよしとするのではなく、室内全体が調和を持った憩いの空間となるよう、トータルコーディネートがなされています。
また、安全面にも力を入れており、EBD、ABS、ブレーキアシスト、さらにはデュアルエアバッグや前席アクティブヘッドレストまで標準装備。オプションを付けなくても、心強い内容となっています。 さらにはLV(=ライフケアビークル)(※福祉車両)として、ティーダ アンシャンテが2タイプ、ティーダ ドライビングヘルパーが1タイプ用意されており、日産の福祉への思いも感じられる一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
100万円 | 60万円 | 20万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
ティーダといえども、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ティーダの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
これは、査定に関してはどんな車にもある程度言えることではあるのですが、ティーダの場合は、年式が非常に素直に査定価格に反映されやすく、古くなればなるほど、順当に買取価格が下がっていきます。
その一方で、グレードの違いは、もちろん影響はあるのですが、絶対とはいえません。少々の違いであれば、年式が同じ場合、ほぼ同じ程度の査定額か、場合によっては逆転することもありえます。
ティーダの売却を考える場合には、グレードを過度に意識するよりは、古くなり過ぎないうちに売る(たとえば3~4年以内)ことをお考えになる方が得策かと思います。