車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
日産 キューブ
基本情報
日産のキューブは、1998年の2月に販売が開始された、5ドアのコンパクトカーです。日産とルノーが共同開発したプラットフォームを使用しており、発売当初から、非常な人気を博しました。 その後、2002年10月からは2代目の販売が開始。そして、2008年11月からは3代目の販売が開始されています。
古今東西、車の名前にはいろいろなものがありますが、日産のキューブほど、ピッタリした名前を持った車もめずらしいでしょう。<名は体を現わす>とはよく言いますが、キューブの場合には、体だけではなく、車自体の個性や魅力まで、キューブという名前が指し示しているのです。 まず、体からいえば、ひと目で分かる、四角形の車体。まさに、キューブ(立方体)という車名どおりの車体です。
そして、この四角形の車体が、キューブの個性と魅力を決定付けています。 四角形であるために、車内空間を広く取ることができるということ。そして、その車内空間を自由に使えるということ。これがキューブの魅力であり、個性でもあるのです。
通常の車のように、速さや力強さを追及し、誇示するのではなく、居心地のよさや、マイペースでの快適性を追求する。そして、そのために、ソファーのような座り心地のよいシートを採用し、3ウェイのシェードシステムで、柔らかで気持ちのよい明るさを実現する。さらには低燃費で地球にも優しい。また、バックドアが横開きなために、力を使わなくても開け閉めができ、さらには狭いスペースでも少しだけ開けて物の出し入れをすることができる。キューブという名のもとに、全てがつながっている、まさに<ピースフル>な一台です。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
120万円 | 60万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものです。
キューブに関しても、その点については、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、キューブの査定価格について見ていきますと、まずお伝えしておきたいのは、フルモデルチェンジの影響が大きく出やすいということです。
たとえば、直近ですと、2008年11月から3代目に切り替わっているわけですが、たとえ同じ年式であっても、2代目か3代目かで、買取価格の付き方がけっこう変わります(当然、3代目の方が高値になりやすい傾向にあります)。
また、年式の影響も出やすい面があります。それなりの値段を付けてほしいと思っていらっしゃるのであれば、購入から3年程度での売却を視野に入れておかれた方がよいように思います。