車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ プリウス
基本情報
トヨタのプリウスといえば、知らない人がいないほどの超有名ハイブリッドカー。1997年に初代が発売されてから、全世界でエコカーの代表格となりました。
レオナルド・ディカプリオなど、エコに高い関心を持つ著名人が愛車としていることでも有名。
さて、そんなプリウスですが、まずはハイブリッドの説明から。
ハイブリッドとは、[2種類の駆動システムを使用できる]ということで、この場合には、ガソリンエンジンと電気モーターの2つを指します。
外部電源からの充電が必要な電気自動車とちがい、必要な電力は、車載エンジンから供給されます。
そして、電気モーターで十分な場合には電気で、そうでない場合にはエンジンで車を駆動させるため、状況に応じた快適なドライビングを楽しみながら、エコに協力することができるというわけです。
また、車内空間の広さも特徴のひとつで、快適な居住性を実現しています。
他の車と同様、プリウスもモデルチェンジを繰り返していますが、最新モデルでは、世界トップレベルの空力性能(空気抵抗係数CD値=0.25)の実現や、トヨタとしては初めての、乗車時の暑さを軽減するためのソーラーベンチレーションシステムの採用、さらには、車の外からエアコンを操作できるリモートエアコンシステムを世界で初めて導入するなど、さらなる進化を遂げています。
もちろん、プリウスの4つのメリット(低燃費/走行性能/低排出ガス/静粛性)もさらに進化しており、初代から10余年を経てなお、進化を続ける世界的な看板モデルです。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
---|---|---|
最高 | 平均 | 最安 |
260万円 | 130万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
プリウスといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、プリウスの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
走行距離も、もちろん査定には影響してきますが、プリウスの場合、それだけで決定的に価格が変わるというわけではありません。
年式も売却時期もほぼ同一で、走行距離が10万キロ近くちがう場合でも、走行距離の長い方の車が高査定になる、ということも、普通にありえます。
グレードは、やはり、多少の影響はあります。たとえば、まったく同じ条件の場合には、SよりはGの方が、高査定となりやすい傾向があります。