車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
スバル レガシィ
基本情報
スバルのレガシィは、富士重工業がスバルブランドとして製造・販売する、同社の看板車種です。現在では、スバルブランド自体の旗艦車種でもあります。レガシィ(LEGACY)とは、英語で「遺産」「受け継がれてゆくもの」「伝承物」といった意味があり、その名の通り、長きに渡って、富士重工業とスバルブランドの象徴ともいえる存在となっています。
(なお、レガシー、レガシイと表記されることも多いのですが、カタカナでの正式表記はレガシィです)(もっとも、公式サイトでも英語表記のLEGACYが普通ですから、あまりこだわるところではないかもしれません)。
スバルのレガシィは、元々はスバルとしては初の高級車、レガシィ・シリーズとして販売が開始され、その後、数度のモデルチェンジを経て、現在は、ハイパワー4WDステーションワゴンのレガシィツーリングワゴン、ステーションワゴン型SUVのレガシィアウトバック、それにスポーツセダンのレガシィB4の3タイプが販売されています。
(ちなみに、過去においてはレガシィグランドワゴンやレガシィランカスターもありましたが、既に生産・販売は終了し、レガシィアウトバックへと引き継がれています)。 レガシィ・シリーズの特徴としては、スバル・1000から始まるスバル伝統の水平対向エンジンなど、スバル独自の技術を採用していることが挙げられます。これは、現行の5代目レガシィでも引き継がれており、スバルの象徴たるゆえんともなっています。
また、2009年5月に、スバルとしては初めて、3タイプ全てが同時にフルモデルチェンジを行なったこの5代目レガシィは、全車(ターボ車、含む)で「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」を達成していることも、特徴のひとつです。
初代発売開始から20年以上経った今でもスバルの人気車種であり続けているレガシィは、まさに<受け継がれていくもの>という名前通りの存在と言っても過言では無いでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
---|---|---|
最高 | 平均 | 最安 |
160万円 | 100万円 | 40万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものなのです。
レガシィといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、レガシィの査定価格について見ていきたいと思うのですが、現行では3車種ありますので、ここではその中のレガシィアウトバックについて見ていきたいと思います。
さて、レガシィアウトバックについてですが、基本的には、やはり、新しい車の方が、いい値が付きやすいです。
年式が古くなるにつれて、順当に買取価格も下がる傾向が見られますが、特に、5~6年以上古くなりますと、やはり価格的にも厳しいものになりやすい模様です。
グレードも影響はするのですが、やはり4~5年以上古くなりますと、影響力も弱まってきて、買取価格に差が出にくくなってきます。
また、走行距離も影響してきますが、短いうちはそうでもありません。
以上を総合しますと、レガシィアウトバックに関しては、グレード等を考慮するのであれば、4~5年というのが、ひとつのめどといえそうです。