車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
マツダ プレマシー
基本情報
マツダのプレマシーは、1999年4月に販売が開始されたミニバンです。その後、2005年2月に2代目の、2010年7月に3代目の販売が開始され、現在は3代目が製造・販売中です。
プレマシーは、各代ごとの特徴が、比較的はっきりしています。
まず、初代は、同じくマツダのファミリアのプラットフォームをベースにしながら、ミニバンという小ささゆえの扱いやすさと、ミニバンというサイズゆえの室内空間の広さの同居を目指したもの。
次の2代目では、マツダのアクセラのプラットフォームをベースにしつつ、「6+One(シックスプラスワン)」という革命的なコンセプトを導入することで、快適な室内移動を可能としました。 この「6+One」とは、「6」は2-2-2の3列シート、そして「+One」とは、車内中央部のオープンスペースにさまざまな仕掛けを施すことで、多様な快適さを実現させるというものです。具体的には、センターウォークスルーやカラクリ収納ボックス、カラクリ7thシートなどが挙げられます。
そして現行の3代目では、高いエコ性能とデザイン性の融合がメインコンセプト。通常通りの運転でエコに貢献が可能な「i-stop」機能を装備するとともに、外観デザインには、水や風の流れをイメージした「NAGARE(流れ)造形」を採用。スタイルの美しさを実現するだけでなく、「NAGARE造形」の合わせ持つ高い空力性能によって、燃費の低減にも貢献しています(※「i-stop」の採用は、20S・20Eの2WD(FF)車のみ)。
また、地上からのフロア高が低いため、家族で出かける際の乗り降りも安心。開口幅686mmの大型スライドドアを、車体の両サイドに装備していることも見逃せません。
マツダのプレマシーは、一人乗りからファミリーユースまで幅広く対応できる、ユースフルなミニバンといえるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
---|---|---|
最高 | 平均 | 最安 |
120万円 | 70万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
プレマシーといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、プレマシーの査定価格について見ていきますと、年式について、比較的、素直に買取価格に反映される傾向にあります。
分かりやすく言いますと、年式が古くなるにしたがって、査定額も順当に下がっていくということです。
ただし、どこまでも同じペースで下がっていくわけではありません。プレマシーの場合には、4年以上経過すると、ちょっと厳しい値の付き方になるかな、といった印象があります。
ですので、それなりの買取価格を期待される場合には、4年未満での売却を検討されるのがよいかと思います。
また、4WDと2WDでは、4WDの方が確実に買取価格が上の傾向がありますので、その点も踏まえた上で、査定額の比較・検討をしていただければと思います。