車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
日産 ラフェスタ
基本情報
日産のラフェスタは、2004年の12月に販売が開始されたミニバンです。その後、2011年6月に2代目の販売が開始され、現在も販売中です。
ラフェスタは現在、ラフェスタ ハイウェイスターと、ラフェスタ JOYの2車種が販売中なのですが、車名と各代の流れが少し複雑なので、以下にご説明しておきます。
そもそも初代のラフェスタはリバティの後継に当たり、20S/20M/PLAYFULの3タイプがありました。
その後、ラインアップに、ラフェスタ ハイウェイスターが追加。
そして2011年にラフェスタ ハイウェイスターのフルモデルチェンジが行なわれ、ラフェスタ ハイウェイスターの2代目が登場。この2代目は、マツダのプレマシーのOEMなのですが、外観をガラリと変えるなど、日産の心意気も反映されています。その一方で、初代からの流れは、20Sを名称変更したJOY Xのみに縮小され、そのJOY Xもラフェスタ JOYに名称変更されました。
それぞれの特徴としましては、まず、ラフェスタ ハイウェイスターは、スタイリッシュなデザインとアイドリングストップシステムが挙げられます。クラストップレベルの低燃費を誇る一方で、プレマシーのOEMらしく、大開口ドアや低いフロア高、さらにはフレキシブルに活用できるセンターシートなど、利便性も兼ね備えた一台です。
もう一方のラフェスタ JOYの特徴は、なんといってもパノラミックルーフの採用による、爽快な開放感。また、取り回しのよさや低燃費も魅力です。
日産のラフェスタ ハイウェイスターとラフェスタ JOYは、それぞれの特徴をしっかりと持った、魅力的な一台といえるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
80万円 | 45万円 | 20万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを申し上げておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものなのです。
ラフェスタといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ラフェスタの査定価格について見ていきたいと思うのですが、2011年のフルモデルチェンジ後のモデルに関しましては、まだデータが少ないため、割愛させていただき、ここではそれ以前のモデルの中から、20Sについて考察させていただきたいと思います。
さて、20Sの買取価格についてですが、基本的には年式を素直に反映する傾向があります。つまりは、年式が古くなればなるほど、順当に安い値が付けられていく、というわけです。
また、4WDとFFでは、4WDの方が、若干、高い値が付けられる傾向があります。ただし、その差はわずかですので、車の状態等によっては、逆転も十分、ありえます。
また、パノラミックルーフレス仕様の車の場合には、そうでない車よりも、わずかではありますが、確実に低い値が付きがちです。
20Sの査定に対しましては、上記のポイントを踏まえた上で、アピールポイントがある場合には素直にアピールし、やや不利となっている場合には、できるだけ他にアピールできるポイントを作ってから、査定に臨まれるのがよいかと思います。