車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ ノア
基本情報
トヨタのノアは、2001年11月に販売が開始された、トヨタの代表的なミニバンです。メインコンセプトは、ファミリーカー。トヨタのみならず、国内のミニバンの中でもトップクラスの存在です。
トヨタのノアは、元々はライトエースノアの後継として、姉妹車でもあるヴォクシーと同時に発売されました。ヴォクシーとの分かりやすい相違点としては、販売店が異なること(ノアはカローラ店、ヴォクシーはネッツ店で販売)や、親しみやすさを主眼としたノアに対して、ヴォクシーは、よりスポーティーでクールなイメージを追及しており、車自体のキャラクターが異なっていることなどが挙げられます。
2007年6月にフルモデルチェンジがなされており、現在は2代目が販売中です。 初代が好評だったため、フルモデルチェンジの際にも、基本コンセプトに大きな変更はなく、プラットフォームも初代に改良を加えて使用しています。
2代目の特徴としては、まず、初代に比べて燃費が向上したことが挙げられます。また、サードシートに、ワンタッチで折りたたみから跳ね上げまでができる世界初のワンタッチスペースアップシートを採用。あまり力を入れなくても簡単に操作できるので、ショッピングを終えた後の、荷物が多い状態の時に、大変、便利です。また、チャイルドシートを装着した状態のセカンドシートをドア方向に回転させることができるチャイルドケアモードは、小さいお子さんを乗り降りさせる際の手間を軽減してくれます。さらには、EBD付ABSを装備するなど、安全性能にも優れた一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
200万円 | 90万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるものなのです。
ノアといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ノアの査定価格について見ていきますと、基本的には、素直な値の付き方をされやすい車ということが言えます。
たとえば、走行距離が長い車よりは短い車の方が、より高査定になりやすいですし、年式に関しても、古い車よりは新しい車の方が、よい値が付きやすい傾向にあります。
これは、買取価格という点からいえば、ごく当たり前のことではあるのですが、ノアの場合にはそれが特に顕著で、たとえば、走行距離が5000キロ程度ちがっただけでも、買取価格にきっちり差が出てきます。ある意味、非常に順当な値の付き方をする車、ということができます。
トヨタのノアの買取価格に関しては、あまり裏技的なことを考えず、素直に価格の比較・検討をされるのがよいかと思います。