手続き・書類について

契約の流れ

ここでは、査定を受けて、売却することに決定したあとの注意点について、2,3、述べていきたいと思います。

具体的な手順については、業者側の指示に従えば、問題はありません。

ただし、お金がからむことですし、実際に売却してお金を受け取るまでは、すべてが完了したとはいえません。

業者によっては、指示の内容が分かりにくかったり、どうせ分かるだろうと思って細かく説明しなかったり、言葉足らずでどちらとも取れるような言い方だったり、といった場合もあるかも知れません。

そういう場合には、こちらから確かめるなどして、やるべきことをきちんと確認しておいてください。

<いちいち聞き返すのも、揚げ足を取っているみたいで悪いし……>なんて思っていると、手続きがうまくいかなかった時に、こちらの落ち度のようになってしまいます。

手続きがうまく行かないと、こちらも店側も、両方ともに損をしますので、その場でしつこいくらいに確認しておくというのは、よいことなのです。

さて、実際に売却するまでの手続きで重要なことは、2つ、あります。
どちらも売却日に関連することです。

ひとつは、<売却日までに、必要書類をすべて揃えること>、そしてもうひとつは、<売却日に、きちんと車を持っていくこと>、この2点です。

■まずは、<必要書類>についてです。

必要書類の具体的な中身は、次項必要書類とはを見てもらうこととして、これは早目に準備しておかなくてはなりません。

必要書類に関しては、<姓が変わった場合><住所変更した場合><軽自動車の場合>などで異なりますので、特に注意が必要です(くわしくは、次項『必要書類とは』を参考にしてください)。

■次に、<売却の期日を守る>ということについてです。

当たり前のことだと思われる方も多いかと思いますが、これが守れない人が意外といるのです。

そもそも、決められた期日を守るというのは、ごくごく当たり前の行為ではありますが、売却日を守らなかった場合には、それ以外にもデメリットが生じる場合があります。

それは、再査定ということです。
しかも、こういった場合の再査定は、価格が下がるものと相場は決まっていますから、二重の意味で損をすることになります。

急な用事等で売却日にどうしても持ち込めない場合には、きちんと連絡を入れておきましょう。その場合でも、できるだけ早く持っていくことが必要です。

ちなみに、書類がそろっていなかった場合にも、再査定の可能性があります。ですから、よく分からなかった場合には、ちゃんと確認しておくことが必要なのです。

なお、手続き自体は、書類に不備がなく、売却日にきちんと持ち込めば、特に心配することはありません。車の売却は法律上の手続きがからむので、書類関係の厳密さが要求されるのだ、と理解していただければと思います。

そして、最後にひとつだけ。
<入金の日取り><入金方法>、それに<契約書の日付>
この3つだけはしっかり確認しておくことを忘れないでください。