車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
ホンダ フィット
基本情報
ホンダのフィットは、2001年6月に販売が開始され、大ヒットを記録した、5ドアのコンパクトカーです。
以降、モデルチェンジやマイナーチェンジを行なっていますが、その人気は衰えること知りません。2011年には、販売開始10周年を記念して、4つの特別仕様車(FIT10周年特別仕様車<10th アニバーサリー>)が登場するなど、今なお、ホンダを代表する車の1つといえます。
そもそもフィットが大ヒットを記録した理由には、その優れた性能や居住性が挙げられます。当時において世界最高レベルの低燃費を達成しただけでなく、コンパクトな車体からは考えられないような広い室内空間を実現するなど、快適性にも優れています。
2007年10月にモデルチェンジが行なわれ、現在は2代目が販売中。
こちらは、車体自体のサイズは若干、大きくなりましたが、世界最高レベルのスモールカーを目指すというコンセプトはそのままで、室内空間の広さも健在。さらにはスカイルーフが装着されるなど、装備の一層の充実が図られています。
以降のマイナーチェンジでも、内外装の変更や燃費の向上を行なうなど、その進化は留まるところを知りません。
その根本にあるのは、ホンダならではの<挑戦する心>。
<スモールカーなのだから、車内が狭いのは当たり前、やむをえないことだ>という発想に安住するのではなく、<生活に密着した場面で使われることの多いスモールカーだからこそ、快適な居住性を実現することが必要なのだ>、という発想で開発され、今なお、さらなる進歩を続けるフィットは、ホンダのみならず、国内のスモールカーの代表的存在といえるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
130万円 | 40万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
フィットに関しても、その点では、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことをふまえた上で、フィットの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
走行距離も、もちろん査定には影響してきますが、フィットの場合、それだけで決定的に価格が変わるというわけではありません。
多少の走行距離の違い(たとえば5万キロ程度)よりも、年式(売る時点で新しい車かどうか)の方が、査定に影響しやすい面があります。
また、コンパクトカーですので、安い値段しか付かないケースも、けっこう、あります。数社に見積もりしてもらって、10万円台とか、もっと安い値しか付かないのであれば、妥協する方がよいかもしれません。