車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
日産 エクストレイル
基本情報
日産のエクストレイルは、2000年11月に販売が開始された、コンパクトSUVです。2007年8月に2代目の販売が開始されたため、現行は2代目となっています。初代の販売開始以来、売れ行きの方も非常に好調で、長年に渡って、日本国内のSUVとしてはトップクラスの販売台数を誇ってきました。
日産のエクストレイルは、各代において、多少、コンセプトがちがっています。
初代のエクストレイルは、アウトドアユースをメインに見据えながらも、同時に街乗り派にもアピールできるファッション性を目指していました。初代販売開始当初の「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というフレーズにも、それが表れています。
それに対し、現行の2代目エクストレイルは、よりアウトドアユースに重きを置いた、オフロードSUVです。「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフ・ギア」というフレーズからも、方向性の変更は明らか。外観のデザイン的には初代のイメージを残しつつも、濡れた状態で座っても安心な防水シートや、全面防水加工されたフロア、さらには天井までも防水加工が施されており、たとえばマウンテンバイクを積載する際に天井に泥がついても、水拭きするだけで大丈夫という、すぐれものです。
また、初代よりさらに進化した電子制御4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」では、運転操作や車両挙動を自動的に判断し、常にニュートラルステアとなるように前後トルク配分を制御することで、理想のコーナリングの予測・実現が可能となっており、アウトドアユースでの活躍が期待されます。
さらには内装の質感も一層の向上が図られるなど、充実の一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
180万円 | 110万円 | 20万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
エクストレイルに関しても、その点では、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、エクストレイルの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
これは、どの車に関しても言えることではあるのですが、エクストレイルも、年式が古くなるにしたがって、順当に値が下がっていく傾向にあります。
ただし、ひとつ注意点がありまして、初代と2代目では、明らかに値の付き方が違います。
2代目に比べますと、初代は明らかに査定額が下がる傾向にありますので、初代をお持ちの方は、買取価格に期待されるのであれば、早目の売却を検討された方がよいかもしれません。
また、4WDと2WDでは、4WDの方が確実に高査定になりやすい面がありますので、その点も踏まえた上で、査定額を比較・検討されることをおすすめいたします。