車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
スズキ ソリオ
基本情報
スズキのソリオは、スズキが製造・販売するコンパクトハイトワゴンです。 スズキのソリオに関しては、いつのモデルを初代とするかは若干、微妙な問題でして、元々は同じスズキのワゴンRの流れを汲んでいます。
1997年2月にワゴンRの流れを汲むワゴンRワイドが登場し、その後、一度のフルモデルチェンジを経て、さらにマイナーチェンジされたワゴンRソリオが登場。その後、2005年にマイナーチェンジした際に、既に本家ワゴンRがモデルチェンジをしていたことからワゴンR系とはいえなくなり、ワゴンR抜きの<ソリオ>となりました。名称がソリオとなったのち、2010年12月にフルモデルチェンジがなされ、現在の2代目が登場しています。
ソリオの特徴としては、扱いやすい手ごろな大きさと、室内空間の広さが挙げられます。 「外は小さく、中は大きく」というモットーのもと、ボディーの全長・全幅で、クラストップのコンパクトなボディーを実現。にもかかわらず、室内長・室内高でもクラストップの広さを実現しています。そのため、運転しやすく、小回りが利く一方で、ボディサイズに似合わぬ広い室内空間でくつろぐことも可能な一台となっています。また、センターウォークスルーや後席のフラットフロアなど、快適さにも気を配られています。
また、安全面に関しては、運転席・助手席のSRSエアバッグやブレーキアシスト付ABSを全車に標準装備。イモビライザーとセキュリティアラームシステムなど、セキュリティ対策も充実しています。
ちなみに、2011年3月より、デリカD:2として、三菱自動車にOEM供給が始められています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
40万円 | 25万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを申し上げておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
ソリオに関しても、その点では、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、ソリオの査定価格について見ていきたいのですが、現行の2代目に関しては、販売開始からまだ日が浅く、データも少ないため、ここでは2010年12月のフルモデルチェンジ以前の初代について、見ていきたいと思います。
というわけで、初代ソリオについてですが、基本的には素直な値の付き方をする傾向があります。
つまり、古くなればなるほど、順当に安い値段が付いていきますし、走行距離についても基本的には同様です。
ちなみに、FFと4WDがありますが、ある程度古くなってしまえば、ほとんど買取価格に差は付きません。
スズキのソリオに関しては、大事に扱って早い時期での買い替えを狙うか、買取にはあまり期待せずに乗り倒すかを、早い段階で決めておかれた方がよいかもしれません。