車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
トヨタ ウィッシュ
基本情報
トヨタのウィッシュは、2003年1月に販売が開始されたミニバンです。車のキャラクターとしては、ファミリーカーというよりは、スポーティーな車ということができます。
2009年4月にフルモデルチェンジがなされ、現在は2代目が販売中です。初代との大きな方向性のちがいはなく、よりスポーティーさを発展させつつ、アクティブさを加味したものとなっています。
トヨタのウィッシュの特徴としては、安全性能への配慮が挙げられます。
もちろん、どんな車であれ、安全面の配慮はなされているものですが、車によっては、グレード限定だったり、オプション扱いだったりする場合も多い。トヨタのウィッシュの場合には、標準装備されているものが多いのが特徴なのです。
たとえば、エアバッグに関していえば、SRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグを全車に標準装備しています。これら多彩なエアバッグにより、万一の場合、前方からの衝撃のみならず、側方からの衝撃も軽減することができます。また、衝突の際に、乗員の頚部への衝撃を軽減してくれるアクティブヘッドレストも、全車のフロントシートに標準装備されています。
さらには、ブレーキ・駆動力・ステアリングを協調して制御することで、滑りやすい路面での旋回時などに優れた操縦性・走行安定性を実現するS-VSCも、全車に標準装備。また、タイヤロックを防ぎつつ、最適な制動力の配分を行なうEBD付ABSや、急ブレーキ時に、より大きな制動力を発揮するブレーキアシスト、車の姿勢が変化してもヘッドランプの照射軸を一定に保つオートレベリング付のディスチャージヘッドランプなど、安全性を重視する方にとって、心強い一台となっています。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
160万円 | 80万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
ウィッシュに関しても、その点では、まったく変わりがありません。
つまり、査定に出す車が、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことをふまえた上で、ウィッシュの査定価格について見ていきますと、比較的、走行距離の差が買取価格に反映されにくい面があるように思います。
もちろん、程度問題ではあるのですが、同グレード、同年式で、走行距離が少しちがう程度であれば、その他の要因によって、走行距離の長い方が、よりよい買取価格が付く、ということも、ないことではありません。
年式に関しては、比較的、素直にその影響が出ます。つまりは、古くなればなるほど安い値が付きやすくなるわけですが、その下がりぐあいは比較的穏やかで、極端な差は出にくい模様です。
ただ、購入後、1年以内での売却に関しては、1年を越えた場合と比べると、高値が付きやすくなっていますので、「買ったはいいが、思っていたのとちがった……」という場合には、早めに売ってしまうのも手かと思います。