車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
スズキ スイフト
基本情報
スズキのスイフトは、2000年2月に販売が開始された、5ドアのハッチバック車です。以後、2004年11月に2代目の、2010年9月に3代目の販売が開始され、現在は3代目が販売中となっています。なお、スイフトには他にも、3ドアハッチバックや4ドアセダンがありますが、すべて日本以外(インド、ヨーロッパ)での販売となっています。
初代のスイフトは、(特に2003年のマイナーチェンジ後に)低価格を売りとした小型車という形で販売されていたのですが、2代目になって、コンセプトをガラリと変更。世界展開を見据えて一から開発を行ない、安さを重視しつつも、しっかりとした基本性能を兼ね備えた実力派へと変貌を遂げました。 その結果、この2代目は、世界から高い評価を得るとともに、インドやヨーロッパなど、世界8拠点で生産される、スズキの世界戦略車へと成長。
2代目がこのように好評を得たことから、現行の3代目も、2代目と同じ方向性の元に開発がなされています。そのため、3代目においても、デザインの基本コンセプトはキープされ、ひと目、見ただけで、スイフトと分かる外観デザインとなっています。ただし、内装は質感等に大幅な向上がなされており、より上質で快適な運転を楽しめるようになっています。
また、乗車人数や荷物の形状に柔軟に対応できる「フレックスラゲージスペース」も特徴のひとつであり、背の高い荷物を積み込めるトールアイテム・モードや、最大455Lのフルフラット・モードなどが用意されています。
さらには、チルトステアリングやテレスコピックステアリングの微調整によって、本当の意味で最適なドライビングポジションをとることができる点も見逃せません。
3代目スイフトは、それまでの魅力をキープしつつ、更なる進化を遂げた一台といえるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
110万円 | 60万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格というのは、最終的にはその車自体について付けられるもの。
スイフトといえど、その点に関しては、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、スイフトの査定価格について見ていきますと、基本的には、やはり、新しい車の方がいい値が付きやすいです。
もちろん、それは、どんな車に関してもある程度はいえることなのですが、特にスイフトでは、素直な値の付き方が目立ちます(これは、走行距離に関しても、同じです)。
つまり、年式が古くなればなるほど、順当に値が下がっていく傾向があるということですので、買取価格を気にされるのであれば、その点を考慮された方がよいでしょう。
また、グレードによっては、同グレード内に4WDと2WDの両方ある場合もあるのですが、この場合、ほぼ確実に4WDの方が買取価格が高くなる傾向があります(もちろん、車の状態等によっては、そうならないケースもありえます)。