車買取/査定の鬼(元中古車査定士)が車種別!買取価格表&高額買取へのアドバイス
日産 セレナ
基本情報
日産のセレナは、日産が誇るトップクラスのミニバン。ファミリーユースに優れ、1991年6月の初代発売から、2011年で20周年を迎えた、ミニバンのロングセラーです。販売ランキング1位の常連ということからも分かる通り、その実力は折り紙付きです。
公称20周年ではあるのですが、車自体の性格は、最初とはかなり変わってきています。
そもそも1991年に発売された初代は、セレナという名前ではありませんでした。同じ日産の先行モデルであるバネットコーチをベースにフルモデルチェンジを施したもので、日産バネットセレナが、その名前でした。
初代は以前からの流れを受け継ぎ、商用車のイメージが強かったのですが、1994年5月のマイナーチェンジから、車名を日産セレナに変更。それとともに、商用車からファミリーユースへのイメージ転換を図り、それが成功。その後も好評を博し続け、現在に至っているというわけです(直近のモデルチェンジは、2010年11月にフルモデルチェンジがなされています)。
セレナの特長としては、ファミリー向けだということ。子供連れなどの大人数でのロングツーリングに適しており、レジャー向きともいうことができます。
室内空間が広いため、長距離のドライブでも負担が少なく、さらに、ラゲッジも大容量なので、レジャー用品の類もたっぷりと積むことができます。
また、シートバリエーションも多彩で、その数なんと、14種類! ベビーカーをたたまずに積み込めるなど、ファミリー向けに工夫された内容となっています。
さらにはアイドリングストップシステムや、クラストップの低燃費など、エコにも配慮。
日産セレナは、今なお進化を続ける、日本トップクラスのミニバンということができるでしょう。
車買取/査定の鬼が語る!買取例&できるだけ高く売るための考察
車査定相場表 | ||
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最高 | 平均 | 最安 |
190万円 | 90万円 | 10万円 |
車買取/査定の鬼からアドバイス
最初に基本的なことを述べておきますが、車の買取価格は、最終的にはその車自体について付けられるものです。
セレナについても、この点では、まったく変わりがありません。
つまり、事故車や、かなり状態が悪い車であれば、最悪0円査定(=引き取ってもらうだけ状態)ということもありえるわけです。
その逆に、車や装備品の状態等によっては、通常の査定価格に加えて、さらにプラス査定ということも十分、考えられます。
そういったことを前提とした上で、セレナの査定価格について見ていきますと、基本的には、走行距離が査定額に反映されやすい傾向が見られます。
といいましても、少しの走行距離の違いによって数十万円も違うとか、そういったレベルの話ではありません。査定額が数万円変わってくるとか、そういったレベルの話です。
もちろん、年式も影響してはきますが、1、2年の違いであれば、それほど大きくは影響しないようです。その程度の年式の違いであれば、査定額が、走行距離によって相殺されたり、逆転する場合もあるようです。